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PR:ミッション5・落石を取り除け!

サマランドという観光地に、ゴーゴー団の目撃情報がレンジャーユニオンに寄せられた。
ゴーゴー団の捜査に大勢の人員を割いているリングタウンやフォルシティからレンジャーを派遣するのは難しいと判断したハヤテは
新人を理由に捜査から外されていた俺の派遣を決め、送り出すことに。
果たして……ゴーゴー団はサマランドにいた。
ゴーゴー団は盗んだスーパー・スタイラーをベースにしたと思われる新型スタイラーを使い
強引にポケモンをキャプチャし、無理強いさせていた。
更に、「ゴーゴー4兄弟」を名乗る4人が俺の前に現れ、自ら野望を語り出した。
ゴーゴー団にキャプチャされたポケモン達を解放しながら、どうにかサマランドでの事件を解決した俺は
最近生意気な口をきくマイナンに「お仕置き」を施した後
急ぎフォルシティへと戻っていた。
「はぁ……もう、ご主人様激しすぎて……本気で癖になっちゃいました♪」
うーむ……自分の才能が怖いな。マイナンが被虐系に完全開眼してしまったか。
こりゃもう本当の意味での「お仕置き」にならなくなったなぁ
「元から「お仕置き」になってないもん。ご主人様がしてくれることだったら、なんだって嬉しいし」
むぅ……奴隷がデレデレ過ぎるのも問題だなぁ
こうなったら……次なんかしたら捨てるか
「ちょっ……冗談でもそんなこと言わないで……そんなこと……いや、絶対にいや……」
あー、悪かった……ほら泣くな。なんだ、その、まあちょっとは反省しろって事だよ……うん
「うん……」
「あー、仲が良いのはとっても良いと思うんだけどねお二人さん。でもせめて、私の背中でいちゃつくのは控えてくれるかしら?」
ああ……すまんなラプラス。わざわざサマランドとフォルシティを往復して貰ってるのに
「はぁ……私もおじさんとイチャイチャしてみたいわ」
あはは……まあ普通は人とポケモンとの愛情も性的な事へ発展はしないからなあ。
俺達が変態なだけで、あのおじさんは正常なんだから……
「ええ、私だって流石にあなた達みたいなことをシテ欲しいなんて思わないわよ」
だよな。ま、君達は本当に仲が良いようだから問題ないんじゃないか?
「今はね。だけど……ゴーゴー団? そんな奴らが私達の間に割って入るかもって考えたら……」
そうならないよう、俺達レンジャーが奴らを止めてみせるよ
「ええ、期待してるわ……もうじきフォルシティよ」
お、港が見えてきたな。さて、プラスルのようなポケモン達を守るためにも
着いたら早速ハヤテ達と作戦会議かな……

フォルシティの波止場にたどり着いた俺達を待っていたのは、ハヤテだった。
「おかえり、タカマル! 良い色に焼けてるな? カムリからニョロトノ騒ぎの話は聞いているよ。大活躍だったって? まあ詳しい話は後でゆっくり聞かせて貰おう」
あまりゆっくりもしていられないと思うがな……
「まあそうだね……ああそうだ。ゴーゴー団なんかが現れて今緊急事態だから……悪いけど、ジョウとカムリには君のことを伝えたよ」
俺の事をって……トレーナーだって事?
「ああ。君がこれまで何をしてきたか、そして何故こちらへ来たのか、洗いざらいね。ゴーゴー団を追い詰めるには、やはり君の協力が不可欠だろうから」
まあ……俺は構わないんだけどね
「詳しくはレンジャーベースに戻ってから。ジョウや教授が待ってるんだ」
早速作戦会議か。やはりゆっくりするつもりは無いんだな。当然だけど。

「さて……それじゃあ会議を再開しよう。ゴーゴー団の奴ら、サマランドに現れたがまた姿を消したようだな」
レンジャーベースに着いて早々、待っていたジョウと教授を交え俺達は作戦会議を始めた。
「気になるのはゴーゴー団が使っていたスタイラーのことだ。カムリの報告を聞くと、盗まれたスーパー・スタイラーによく似ているんじゃよ。たとえレンジャーでなくともあらゆるポケモンを簡単にキャプチャ出来てしまうことや、どんなに良くない事にでも何度でもポケモンの力を利用出来てしまうこと……多少の違いはあるが、スーパー・スタイラーをベースに作られた物に間違いない!」
やはりそうか。制作者の教授が酷似しているというのだから間違いないのだろう。
教授の話による、レンジャー以外でも使えるなどの機能は、元々試作段階だったからだそうで
完成してから色々と制御を加える予定だったらしい。
「……開発途中のスーパー・スタイラーの場合、ポケモンの力を無理矢理借りようとするとポケモンにダメージを与えてしまうこと……それが気がかりですね」
ジョウは既にスーパー・スタイラーのことを盗まれる前から聞いていたようで、機能については良く知っていた。
そしてその副作用なんかも。
この問題は、ゴーゴー団のような悪党がポケモンを自由に捕獲、悪用する事だけではなく
その際に生じてしまうポケモンへのダメージも深刻なのだ。
「教授! タカマルの報告を思いだしてください。ゴーゴー団のポケモンをタカマルがキャプチャした後、何故か自動的にリリースされたそうですね? つまり、奴らのスタイラーは実はまだまだ完成していないのでは?」
本来なら、キャプチャしたポケモンは別のスタイラーによってキャプチャし直されたりはしない。
これは一度ポケモンボールで捕獲したポケモンが別のポケモンボールによって捕獲されないのに似ている。
「その通りじゃハヤテ。中々良いヨミをしておるぞ。どうやらゴーゴー団はポケモンを完全に操れるわけではなさそうじゃ。奴らが繰り出すポケモンをレンジャーがキャプチャすると、元の状態に戻ってしまうらしいのじゃ。レンジャーの正義の心がポケモンに伝わるのじゃろう」
……俺に正義の心ってのがあったかどうかは疑わしいがなぁ……なんかマイナンがニヤニヤしているが見なかったことにしよう。
ともかく……「キャプチャの相殺」が起きるのは事実のようで、今のところこれが唯一の対抗策になっている。
「とにかくゴーゴー団のスタイラーが完成する前に、なんとかしないと! つまりここで長話などしてる場合ではないのじゃ!!」
長話って……あーあ、出て行っちゃったよ
「教授は相変わらずせっかちですねえ……」
そのようだな。まあ……現状の確認くらいしか、今できることがないってのも事実だけど。
「とりあえず私とハヤテは情報集めに専念しましょう。伝説のポケモンについて口にしたことも気になりますし……」
確かに……ジョウが言う通り、あいつらが伝説のポケモンなんてことを言いだしたのが気になる。
じゃあそっちの事は二人に任せるとして……俺はどうする?
「……悪いが、現状維持をお願いしたい。君のことはハヤテから聞いたが、尚のこと、君は我々の捜査に参加しないままでいて欲しい」
何か考えがあると?
「ゴーゴー団に対し即座に対応出来るあなたを、捜査で拘束させたくないのです。ですからあくまで君は「新人」のままでいて欲しい」
なるほど……まあ確かに、自由に動き回れた方が都合良いか。
「だがこのまま待機して貰うほど、我々も人員が足りているわけではなくてね……」
「実は君に頼みたいことがある。覚えているか? タカマルと教授が通ってきたクロッカトンネル。あのトンネルはリングタウンとフォルシティを結ぶ大事な通路なんだ。しかし落石が邪魔で街の人々が通れずに困っているらしい」
ああ、ゴーゴー団の下っ端が落としたあれか……そうか、アレがまだそのままなのか。
ハヤテが言うように、レンジャーとしてはアレの処置をこれ以上後回しには出来ないか。
「クロッカトンネルの落石を取り除くこと。これが今回のミッションだ! 一人では大変だろうから、フォルシティのレンジャーに応援を頼んでいる。頼むぞタカマル! そのフォルシティのレンジャーは、一足先に現場に向かっているはずだ」
了解……まああのトンネルなら双方の街から近いし何かあればすぐに駆けつけられるだろうから問題ないだろう。
それに一人既に向かっているらしいから……どうにかなるかな。
よし、早速行くかマイナン
「うん。ちゃっちゃと片付けちゃおうね」
そうだな……だが、なんか妙に胸騒ぎがするんだよなぁ
何事もなければ良いんだが……

トンネルの入り口では、事情を知ってか知らずか、一般の人もチラホラ見かけた。
やはり普段から利用していたトンネルが通行不能になるのは不便なようで
中には俺の姿を見かけてホッと安堵の表情を浮かべる人もいた。
その期待に応えるべく、さっさと片付けたいところだが……おや、アイツは……
「ありがと! ハリテヤマ」
大きな落石をハリテヤマの力を借りて除去していたレンジャーの姿が見えた。
そのレンジャーこそ、ハヤテの言っていたもう一人のレンジャーなのは間違いない。
問題は、そのレンジャーが……アリアだったって事だな。
「あら? タカマル。後から合流するリングタウンのレンジャーってあなたのことだったの?」
そーいうことだな。俺もまさかアリアがやってるとは思わなかった。
「そうでしょう? 私はゴーゴー団を追いかけるのに忙しいというのに……」
まあ……そう思うなら、早々ニコのミッションを片付けてしまおうぜ。
「何も二人で一緒にやる仕事だとは思えないわ。ここまでやってあげたんだから、後は一人で出来るでしょ? 残りの落石は後3つよ。私ゴーゴー団の事で忙しいから、これで失礼するわね」
はぁ? ちょ、待てよアリア……
「……行っちゃったね」
ったく、なんなんだアイツは。
フォルシティのリンキは、あのアリアが次期リーダー候補だなんて言っていたから腕は確かなんだろうけど……性格に難ありだな
「もしかして、リーダー候補なんか言われちゃってるから成果を焦ってるのかな?」
ああ……そうかもな。それはあり得るな。
しかしこんな事を続けていたら他のレンジャーからの信用失うし、良い成果に結びつかないと思うんだがなぁ
「なんだったらご主人様がガツンと言ってやれば? あの人、たぶんツンデレだから」
この際ツンデレかどうかは関係ないだろ
「大ありだよぉ。だってご主人様、ああいう人を奴隷にするの趣味でしょ?」
……否定はしないが、俺にも節度があるんだよ一応
「うっそだぁ! 節度があったら方々に「現地妻」を残していったりしないでしょ?」
そんなにお仕置きして欲しいのかマイナン……
「うん!」
……先を急ぐぞ
「えー、してくれないのぉ?」
……本当に困ったことになってきたなぁもう……
まあいい、とにかく今はミッション優先。
まずは落石箇所の確認と、ハリテヤマのキャプチャか。
アリアの話だと、後3箇所だったか……通路を塞いでるってことだからこの先に……ん?
「ポケモン・ア・ゴーゴー!!」
突然、叫び出す四人組……コイツらは……
「急いでいたって、立ち止まれ!」
「耳を揃えて、これを聞け!」
「怒りのリズム、土深く!」
「野望のメロディ、天高く!」
「知らなきゃ話して聞かせてやろう! ヤライ! ユウキ! ヨウジ! ミライ! ゴーゴー団の一押しバンドはいいとこ取りのセレブリティ! 誰が呼んだかその名前……我ら、ゴーゴー4兄弟!!」
まさかこんなところでまた出会うとはな……サマランドから姿を消したと思ったら、次はここかよ
「今回は決まったな? さてと……トンネルでユニオンのレンジャーがなにやら活動しているらしいと連絡を受けてきたのだが……はっはっはっ! サマランドのジャングルで世話になったお前が、石っころのお片付けをしているという訳か!……それはアルバイトなのか?」
その石っころをドカドカ落っことすバカどもがいるんでね。まったく、迷惑な話さ。
ヤライだったか? ギター男の嫌味にとりあえずつきやってやる俺。
だがベース男がこの流れを無視して、違うことを言い出してきた。
「この洞窟のどこかに、伝説のポケモンが眠る。あなたはそんなウワサを聞いたことがありますか? ワクワクするお話だとは思いませんか? もっともレンジャーごときに伝説のポケモンを使いこなすことなど出来はしない。あなた達レンジャーはせいぜいジャングルでニョロトノとかくれんぼをしたり、トンネルの中で石っころを片付けたりがお似合いと言ったところでしょう」
「うわ、きっつう! 相変わらず丁寧言葉できついこと言うね、ユウキ兄さん。その上それは、全く正しいと来てる! ポケモン扱いについちゃ、今やレンジャーなんかよりも、ゴーゴー団の方が遥に上いってるもんな。何しろ俺達には新型スタイラーがある! これでポケモン捕まえてああしてこうすりゃ、金儲けだってバッチリだぜ!」
ほう……そんなレンジャーにことごとくポケモン達を開放させられたのは誰だ?
そんな連中がレンジャーよりも扱いが上手いと……よくそんなことが言えるな。現実を見ていないのか?
結局はその新型に頼っているだけのザコどもが……
「……だって新型はまだまだ試作品だからね。今やってる事って実験も兼ねてるってわけ。レンジャーさん、本番を楽しみにしててね!……ハイ! 今回の情報は残念だけどここまで! バイバイ、またねー!」
言いたいことだけ言って又立ち去ろうとする四人。
本番だぁ? ふざけるな。お前らにそんな機会はもうねえよ。マイナン、追いかけるぞ!
「うん!」
逃げる四人をすぐに追いかけたが……やはりか、下っ端が退路を確保するように立ち塞がった。
「伝説のポケモンを探しているんだ! ジャマをするな!」
邪魔はお前だ!
くそっ、また逃げられたか……仕方ない、まずはこの下っ端に掴まってしまっているイシツブテ達を解放してやらないと
イシツブテは進化前ということもあって、そう難しくない相手。
直ぐさまキャプチャに成功し、彼らを解放することが出来た。
「本気出すなよー」
捨て台詞を残して逃げ出す下っ端。
キャプチャし終わる直前くらいから距離を取っていたようで、追いかけるのは無理だった。
逃げ足だけは速い連中だ……悪党連中の特徴だな。
それはいいとしてだ……こんな所にゴーゴー団が出てくるとは。
伝説のポケモンを探している? こんな所にいるのか?
「とりあえず、ハヤテさん達に連絡しないと」
だな。通信手段がメールしかないが、出来るだけマシか。
……よし、送信出来た。とりあえず俺達は……落石の除去続けよう。
「ゴーゴー団を探さないの?」
ここにいるってだけでアテがない以上、無駄に探し回るよりもミッションを片付けた方が良い。
というか、落石除去を続けながら平行して探す感じだな。
効率を考えればそれしかないだろ。連絡はしたからハヤテ達もじきに来るだろうから
「そうだね。じゃあとりあえずハリテヤマ?」
だな。確かコッチの方にいると聞いたが……行こうか。
「うん」
ひとまずハリテヤマのキャプチャへ向かった俺達。
そしてある意味予測通り……その道中、下っ端に遭遇した。
「お前レンジャーか!? 何しに来やがった! しゃあ、このやろう!」
奇声を発しながら、ブルーを仕掛けて来やがった。
ブルー……フォルシティにいた野生のブルーか?
「そうかも。見覚えのある子もいるよ」
そうか。なんにしても解放してやらないと。マイナン、放電!
「任せて……いっけぇ!」
よし、上手くまとまったところで痺れてくれた……一気にキャプチャ完了。
「別に悔しくないっすよ。俺を悔しがらせたらたいしたもんだ」
なんだその捨て台詞……どこのプロレスラーだ
「ちょっとネタが古いかも……」
言ってやるな……泣きながら逃げたことだし。
どうやら下っ端を使って伝説のポケモンを探しているのか……
もしかして、落石はここで伝説のポケモンを探すために起こしたのか?
落石で人が近づくのを阻止して、自分達だけでじっくり探せるように
だとすれば、落石除去はそのままあいつらの計画を阻止することになるのかな。
なんにしてもミッションを継続か……む、なんだここ
「ズバット達がいっぱい……なんか怒ってるね」
静かな場所をゴーゴー団に荒らされて気が立ってるのか?
キャプチャして沈めてやりたいところだが、これだけの数をキャプチャしていられないな。
見境無く超音波を放ってくるズバット達をかいくぐり、ハリテヤマがいる空洞へ
まずは一人、続けて二人同時、計三人のハリテヤマをキャプチャ出来た。
彼らも気が立っていたようで、キャプチャにはだいぶ手こずった。
「また落石を壊して欲しいのか? さっきもお嬢ちゃんに頼まれて戻って来たばかりなんだがな……」
あー、そういう事情もあったのか……悪いな、もう一度力を貸してくれ。
「まあいい。あんたらレンジャーならいくらでも力を貸す。あのおかっぱ連中は願い下げだがな」
やはりウロチョロしてたか……連中、何をしてた?
「よくわからんな……ズバット達を捕まえたりもしていたが、ウロウロしてるばかりで」
「ここらでは見かけないポケモンを連れている奴もいたな」
「ああいたな。シザリガーはまだしも、バクーダを連れていた女がいたのには驚いたぞ」
シザリガーにバクーダ? 女? 女というと……あのバイオリン女か?
ふむ……念のため、シザリガー対策にワンリキー、バクーダ対策にニョロゾの力もあらかじめ借りておこう。
そして落石は……まずこの二つか。ハリテヤマ、頼むぜ
「任せな……うぉりゃあ!」
「どっせい!」
二人のハリテヤマによって、固まって落ちていた石を粉砕。
む、その下からイトマル達が大量に……悪かった、こんな所を住処にしていたとは思わなかったんだ。
「とりあえず俺達は帰るぜ、レンジャー」
「達者でな。おかっぱ連中に負けるなよ」
ああ、アリガトな……さて残りは一つか。
リングタウン側の出入り口付近だったか……っと、やっぱり現れたか。
「ポケモンかと思ったら、人間かよ! それもレンジャーじゃないか! この新型スタイラーで捕まえたポケモンの威力、試すのにちょうど良いぜ!」
ハリテヤマ達が言っていた、ズバットを捕まえていた下っ端ってのはコイツかな?
ま、なんにしてもズバット達を解放してやらないと……ま、そう難しくなかったな。
「えーっと、出口はこちらでよろしかったでしょうか?」
収容所の入り口なら教えてやるぜ?
「ご勘弁を~、ひゃあー!」
ちっ、知ってんじゃねえかよ……まあいい、とにかく落石を片付けないと
再び先を急ぐ俺達の前に、またまた下っ端が……
「伝説のポケモンは中々出てこないし、暗いし腹減ったし、お前に八つ当たりだ!」
イライラならコッチもだいぶ貯まってんだがな……
俺に向けけしかけてきたのはシザリガーとクラブか、こいつもハリテヤマ達が言ってた下っ端だな。
ワンリキー出番だ。力を貸してくれ。
「おう、いつでも来い!」
格闘タイプのポケもモンによるポケアシストは、キャプチャ回数を減らしてくれる効果がある。
しかもシザリガーは悪タイプ。相性が良く、通常よりも更に回数を減らすことが出来る。
一気に二人をキャプチャし、解放することが出来た。
「八つ当たりして返り討ち? 俺かなり情け無くない?」
さらにここから逃げ出すともっと情け無いぜ?
「それは……もう情け無くても良いですぅ!」
やっぱり逃げたか……まあいい、とにかく落石を片付けよう。
これが最後の一つかな。ハリテヤマ、頼むぜ。
「おうよ……ふんっ!」
よし、これで全部片付いたか……ありがとな、ハリテヤマ
「おう、じゃあなレンジャー」
これでミッションは終わったが……まだゴーゴー団が残ってるな
「もうみんな逃げたかもよ?」
その可能性は充分にあり得るが……っと、メールだ。ハヤテからか。
「ハヤテからタカマルへ。クロッカトンネルの件で私もすぐにそちらに駆けつけているところだ。もし落石処理が全て終わっているのであれば、リングタウン側の出口付近、ダグトリオの石像の当たりで待ち合わせをしよう。出来るだけ急いでいく」
ちょっと遅かったが……まあ仕方ないか。
まさか再びこのトンネルに現れるとは思ってなかっただろうし
犯人は現場に戻ってくるとか言うけど、おそらく何度もココは調べた後だったろうからなぁ
とりあえず言われた場所は……すぐそこか。
とりあえずハヤテと合流してから次の……
「ご主人様、誰か来るよ」
ん? あいつは……バイオリン女か!
「ンもう! あったまきた! 伝説のポケモンなんて何処にもいやしないし、兄さん達は気付かないうちに帰っちゃったみたいだし、下っ端達はあなたなんかに手こずってるようだし。最後にケジメとして私が相手になってあげる! バクーダ、こっちおいで!」
一方的にまくし立てると、女はおもむろにバイオリンを弾き始めた。
すると……言う通り、バクーダがこちらへ歩み寄ってきた。
「バイオリンを弾いた途端バクーダがやってきたから、ちょっと驚いたでしょ? これはただの楽器じゃなくて、ボスが私達ゴーゴー4兄弟のために開発してくれた、楽器型のスタイラーなの。あなたのスタイラーと違って「正しい気持ち」なんてこれっぽっちも必要なくて、「テンション」とか「ノリ」でポケモンをコントロールするわけ」
テンション? ノリ?
そうか、理屈はよく判らないが、博士の言う「レンジャーの正しい気持ち」とやらの代わりに
違う感情……高揚でポケモンをキャプチャするのか。
そもそも感情がどうキャプチャに利用されているのか見当もつかないんだが
スーパー・スタイラーを上手くアレンジされてしまっているのは確かか
あの女の言う通りならば、テンションとかを伝えるのに楽器は最適なアイテムなのだろう。
「……いけない、大事な情報をサービスし過ぎちゃったかな。さあ、こちらの準備はとっくにオーケーだけど……あなた、どうせ負けるわけだから待っててあげても良いわ。何か準備が必要なら、それを先に済ませればいいし、必要なければすぐにでも始めるわよ!」
準備? 必要ないね。お前も結局下っ端と同じザコだろうからな
「むしろあんたが準備してきなさいよ。そうね、避妊用具のね!」
……この場面で何を言い出すかなマイナン……
「だって、どうせ喰っちゃうんでしょ? ご主人様」
「……なんだか判らないけど酷いセクハラを受けた気分だわ。さあバクーダ、黒コゲにしちゃいなさい!」
バクーダか……まともに相手をしたらかなりの強敵だな。
しかしハリテヤマから事前に情報を聞いていて助かった……ニョロゾ、アシスト頼む。
「うむ、任せるゾ」
水ポケモンのアシストは、大きな水の泡を作り出しそこにポケモンを閉じ込める技。
相手は炎タイプのバクーダ。相性が良い為泡による拘束時間が長い。
そこを一気にスタイラーで囲み……キャプチャ成功!
ニョロゾのアシストのおかげでかなりアッサリとキャプチャ出来たな。
正直、ハリテヤマ達のキャプチャの方が苦労したくらいだ。
「あなたちょっと……たいしたものね……良かったらいっそのこと私達の仲間になって……あら? 誰かやってくる……」
何か言いかけた女に、下っ端が駆け寄ってきた。
「ミライさん、不味いです! 非常に不味いです! 凄腕のレンジャーが格好良く現れまして、我々あっと言う間にやられてしまいました!」
凄腕のレンジャー?
「もしかして、ハヤテさんかな」
だろうな……来ていたのか。
「お前達……ここにいるレンジャーに負けて、更に又別のレンジャーに再び負けたと言うこと? 3度目も勝てない気がするから、とりあえず退散するわ。バイバイ、またねー!」
ちょ、待て女!
「ミライよ。覚えといてねー……」
くそ、又逃げられた……
「なんかあの人……ご主人様のこと気に入った? これは……にひひひ、これはこれは、そーいう……ひひひひひ」
イヤラシイ笑いをするなぁマイナン……
悪いが、お前の期待に応えるつもりはないぞ。今回ばかりはな
「あれ? どーして?」
あの女……ミライは、たぶん堕とせたとしても連れ帰ることは出来そうにないだろう
四兄弟つるんでるようだからな。
「逆に言えば、それがなければ堕とす気だったんだ」
……悪い女にはお仕置きが必要だからな
「それがご主人様の趣味だもんねー……あ、ハヤテさん来たみたい」
マイナンに小言を言う時間もなく、ハヤテは駆け寄ってきた。
そっちでもなんか下っ端が暴れていたようだなハヤテ。
「ああ。だがゴーゴー団の奴らはもうここにはいないようだな。あいつら、伝説のポケモンを探していたんだって?」
そのようだったな……
「一体何のために……とにかくミッションクリアだ! リングタウンに帰るとしよう!」
そうだな……とりあえず伝説のポケモンを探していることが判ったんだ
今後は伝説のポケモンがいるとされている場所を中心に探せば、また手がかりが見つかるかもな
「そうだな」
今後のことを話し合いながら出口を出ると、そこには……
「タカマルじゃない! 久しぶりだね、元気にしてた?」
ヒナタか。久しぶりだな。
「リングタウンに戻るなら、私も一緒に行くわ! 歩きながら色々お土産話聞かせて欲しいし!」
……なんか妙にテンション高くないか?
「そう? 私はいつもこんな感じだよ?」
そうなのか……どうなんだ? プラスル
「うん、ヒナタはいつもこんな感じだよ。だけどちょ……」
「ほらほら、立ち話してないで帰りましよう!」
あ、ああ……やっぱりなんかテンション高いよなぁ……
「これは……そうかなるほどねぇ。そういうことでしょ? プラスル」
「はは……まあマイナンの想像に任せるよ……」
……なんとなく見えてきたが、理由がよく判らん。
なにかプラスルに吹き込まれたのかなぁヒナタの奴。
まあなんだ……モテて悪い気はしない。
特にヒナタはこう……うん、好みではあるけどさ、しかしなんで急に……
まあいい、そのうち判るだろう。
「理由なんか後回しで喰っちゃうのがご主人様なのに……」
……もしかして、妬いてるのかマイナン
「……なんかさあ、プラスルがヒナタにべったりしてるし……いいもん、ご主人様にベタベタしてやる」
嫉妬してるのは俺じゃなくてプラスルにかよ
「だってご主人様が女の人食べちゃうのは日常茶飯事でしょ?」
どーいう目で見られてるんだ俺は……
「ほらぁ、何してるの? 早く帰ろうよタカマル!」
あーはいはい、今行きますよ……まあヒナタは元々明るい娘だったし
誰にでも親しげに接してるんだと思うんだけどね。
ま、そこを勘違いされやすいタイプかも……ちょっと俺は勘違いしないよう気を引き締めないと。
浮かれてはいられないからな……ゴーゴー団の動向を見ているとさ。
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Author:S-BOW

このブログは、管理人がポケモンをプレイしながら脳内でポケモンを擬人化し、更にエロ妄想を繰り広げた半プレイ日記です。
基本的に脳内妄想をあるがまま文章化しているため、読みづらい点が多々あることをご了承ください。
また始めて読まれる方は、下記カテゴリーの「はじめに」をクリックして注意事項を一読くださると幸いです。
またエロい妄想はしていますが、ストーリーをなぞった形になっているので、エロシーンは一部を除きかなり薄めであることもご了承ください。
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